【ひさしさんの投稿】ラベル:返信
(以下元記事)
> 東京都大田区に住む妻と0歳の息子との3人家族です。
>妻は、育児休暇が平成10年2月に終了し、職場復帰をして共働きとなります。息子は保育園
>にあずける予定です。
>世間では「小子化社会」、「子育て支援」、「女性の社会的地位向上」などという
>喜ばしい言葉を耳にし、色々な自治体の施策をニュースで見たりします。
>こんなご時世なら、我が息子を大田区立の保育園に入園させることは、そんなに難しいこと
>ではないと思っていました。
>しかし、妻が大田区の保健福祉センターに区立保育園の申し込みに行ったところ
>「入園するのは空きが無く難しい。2月からの申し込みは受付できない。色々なことを
>聞かれても忙しくて答えられない」云々と言われたそうです。
>もちろん私立の保育園も考慮に入れていますが、区立より月謝が1〜2万円高いのです。
>「子供は3歳位まで親の下で愛情を込めて育てるのが良い」と言う神話があり、私共も我が
>息子の事を思うとスキンシップの時間を与えたいと痛感します。
>しかし親の口から言うのは耐え難いことですが、それは神話です。妻と私は、区立保育園
>や私立保育園を見学させてもらいました。その結果は「保育園っていいな!」
>と言うものでした。「子供を早いうちから集団生活に馴染ませることは良いことである」
>と言う実感があります。外国ではこの実感が現実的な風潮だそうです。
>子育てのし難い大田区は住みにくいのかもしれません。
>横浜市はもう少しよいと聞いています。
>(元記事ここまで)
三上努さん、こんにちは。
投稿を拝見し、このページの趣旨に賛同する一人として、すぐにでも返信
したかったのですが、仕事の都合で遅くなってしまいました。
しかしながら、今の三上さんへの有功なアドバイスができるわけではなく、
むしろ“おきのどくです”と申し上げざるをえないのです。
昨夜のNHKクローズアップ現代でも取り上げられておりましたが、公立の
保育所に入りたくても入れない『保留児』の数が、都市部では年々増加して
います。
『措置制度』が廃止になったとはいえ、入りたくても入れない状況には何ら
変化はなく、保育の現状に進展を感じることはできません。
保育に対する認識を、すべての行政レベルであらためないかぎり、この状況
は変わらないのではないでしょうか。
我が家の場合は、上の娘を2歳4ヶ月で、息子を2歳1ヶ月で町立の保育所
に入所させました。選択肢として、町立保育所と私立幼稚園の2つしかあり
ませんので、下調べもせずに入れたのですが、子どもたちの“健やかな
成長”を第一とする保育の方針にすっかり敬服し、今では我が町の誇りの
一つと思っています。
私は3年前から単身赴任をしております。私が婿養子で、農地があり、妻
も働いていることが単身赴任の主な理由ですが、仮にそうでなくても、転
居により今の保育を受けることができなくなるのなら、私は単身赴任を選
択したと思います。
私も「子どもは3歳位まで親の下で愛情を込めて育てるのが良い」という
のは“神話”であると思っています。
むしろ、現代の親の力でより良い子育てができるのだろうか?というのが
正直な気持です。このHPが開設された経緯を考えてみても、子育てに悩
みを持っている方は大勢います。相談したくても身近に相談できる相手が
いなくて困っているのです。地方自治体のなかには『母子保健員』制度が
ありますが、形骸化してしまい、悩める親たちは孤独な状況におかれてい
ます。そうでなかったら“公園デビュー”なんていう言葉は生まれていなか
ったはずです。余談になりますが、子どもを保育所に入所させ、よそのお
父さんやお母さんと交流するようになり、私はようやく町民になったような
気がします。
三上さんがどのようなご事情で大田区にお住まいかわかりませんが、三
上さんの納得できる保育を提供してくれる施設が早くみつかると良いです
ね。
ともかく、三上さんにとっては急を要する重要な問題です。一緒に考える
お手伝いをさせていただきたいと思います。
ps
乳幼児の医療費については、大田区と荒川区を取り違えておりました。
大田区の現状については、確認が必要なので投稿を修正しました。
(以下元記事)
> 東京都大田区に住む妻と0歳の息子との3人家族です。
>妻は、育児休暇が平成10年2月に終了し、職場復帰をして共働きとなります。息子は保育園
>にあずける予定です。
>世間では「小子化社会」、「子育て支援」、「女性の社会的地位向上」などという
>喜ばしい言葉を耳にし、色々な自治体の施策をニュースで見たりします。
>こんなご時世なら、我が息子を大田区立の保育園に入園させることは、そんなに難しいこと
>ではないと思っていました。
>しかし、妻が大田区の保健福祉センターに区立保育園の申し込みに行ったところ
>「入園するのは空きが無く難しい。2月からの申し込みは受付できない。色々なことを
>聞かれても忙しくて答えられない」云々と言われたそうです。
>もちろん私立の保育園も考慮に入れていますが、区立より月謝が1〜2万円高いのです。
>「子供は3歳位まで親の下で愛情を込めて育てるのが良い」と言う神話があり、私共も我が
>息子の事を思うとスキンシップの時間を与えたいと痛感します。
>しかし親の口から言うのは耐え難いことですが、それは神話です。妻と私は、区立保育園
>や私立保育園を見学させてもらいました。その結果は「保育園っていいな!」
>と言うものでした。「子供を早いうちから集団生活に馴染ませることは良いことである」
>と言う実感があります。外国ではこの実感が現実的な風潮だそうです。
>子育てのし難い大田区は住みにくいのかもしれません。
>横浜市はもう少しよいと聞いています。
>(元記事ここまで)
三上努さん、こんにちは。
投稿を拝見し、このページの趣旨に賛同する一人として、すぐにでも返信
したかったのですが、仕事の都合で遅くなってしまいました。
しかしながら、今の三上さんへの有功なアドバイスができるわけではなく、
むしろ“おきのどくです”と申し上げざるをえないのです。
昨夜のNHKクローズアップ現代でも取り上げられておりましたが、公立の
保育所に入りたくても入れない『保留児』の数が、都市部では年々増加して
います。
『措置制度』が廃止になったとはいえ、入りたくても入れない状況には何ら
変化はなく、保育の現状に進展を感じることはできません。
保育に対する認識を、すべての行政レベルであらためないかぎり、この状況
は変わらないのではないでしょうか。
我が家の場合は、上の娘を2歳4ヶ月で、息子を2歳1ヶ月で町立の保育所
に入所させました。選択肢として、町立保育所と私立幼稚園の2つしかあり
ませんので、下調べもせずに入れたのですが、子どもたちの“健やかな
成長”を第一とする保育の方針にすっかり敬服し、今では我が町の誇りの
一つと思っています。
私は3年前から単身赴任をしております。私が婿養子で、農地があり、妻
も働いていることが単身赴任の主な理由ですが、仮にそうでなくても、転
居により今の保育を受けることができなくなるのなら、私は単身赴任を選
択したと思います。
私も「子どもは3歳位まで親の下で愛情を込めて育てるのが良い」という
のは“神話”であると思っています。
むしろ、現代の親の力でより良い子育てができるのだろうか?というのが
正直な気持です。このHPが開設された経緯を考えてみても、子育てに悩
みを持っている方は大勢います。相談したくても身近に相談できる相手が
いなくて困っているのです。地方自治体のなかには『母子保健員』制度が
ありますが、形骸化してしまい、悩める親たちは孤独な状況におかれてい
ます。そうでなかったら“公園デビュー”なんていう言葉は生まれていなか
ったはずです。余談になりますが、子どもを保育所に入所させ、よそのお
父さんやお母さんと交流するようになり、私はようやく町民になったような
気がします。
三上さんがどのようなご事情で大田区にお住まいかわかりませんが、三
上さんの納得できる保育を提供してくれる施設が早くみつかると良いです
ね。
ともかく、三上さんにとっては急を要する重要な問題です。一緒に考える
お手伝いをさせていただきたいと思います。
ps
乳幼児の医療費については、大田区と荒川区を取り違えておりました。
大田区の現状については、確認が必要なので投稿を修正しました。