サイト内検索

【1997年11月14日】Re: ミルクの飲み過ぎ/与え過ぎ(GATU)

【GATUさんの投稿】ラベル:返信

(以下元記事)

> 2ヶ月になる私の息子は、5600gと(ちょっと?)太めです。

>最初は母乳のみを与えていましたが、生後2週間で貧血および黄疸が強く出て入院し、その間母乳を止められてミルクに変わりました。

>その後、母乳の出が悪くなって現在はほとんどミルクになっています。

>母乳の頃は単純に泣けば与えるという繰り返しでしたが、ミルクの飲ませ過ぎは赤ちゃんの胃腸に負担がかかるという事で、最低3時間あける様に心がけているのですが、1〜2時間経つと欲しがって泣き出します。

>育児相談に問い合わせてみたところ、やはり3時間はあけなさいという回答が返ってきました。

>実践すると、大泣き(失神する程?)してしまい、こちらが耐え切れず与えてしまいます。

>ミルクの量は現在体重の標準より20�多い160�を与えていて、8割方全量摂取しています。

>また、満腹感が判らないのかすぐ吐く事がしばしばあります。ミルクのメーカー/種類でも違うのでしょうか?

>どなたか、同じ様な体験をした方や知識がある方がいらっしゃいましたら情報提供をお願い致します...

>(元記事ここまで)



GATU>現在、日本母乳育児の会の産婦人科の先生に問い合わせ中です。

GATU>お返事が届き次第公開しますので、お待ち下さい。

届きました。この先生にアドバイスをいただくのは、これで2回目となりました。

--ここから

時間を決めて与える定時乳方式と赤ちゃんの生理に合わせて時間を決めないで、赤ち

ゃんが欲しがれば与える自律授乳方式についての御質問のようです。

かつて欧米の授乳の仕方は、その育児思想を反映して、厳重に時間を決めて与えると

言う定時授乳方式でした。しかし現在は殆どの国が、赤ちゃんの心理と生理を考慮し

て自律授乳方式になっています。この辺りの事情はわが国でも同様で、多くの小児科

医が自律授乳方式をすすめています。

欲しがるときに欲しがるだけ与えるのが赤ちゃんに優しい授乳方式だと考えられてい

ます。然しただ赤ちゃんが欲しがるときであって、決して泣いたから与えるのではな

い点に御留意ください。この様にして授乳していると確かに3ヶ月までの赤ちゃんの

中には呑みすぎて太りすぎ=過剰栄養=栄養失調になる赤ちゃんもあります。しかし

これはある程度やむをえないことです。何分にも3ヶ月までの赤ちゃんには自分の体

に合わせてミルクを摂取すると言う能力が未発達なのですから。母乳の場合は授乳時

間の後半には脂肪分の多い母乳に変化して、満腹感が得られるのですが、ミルクには

そのような変化は期待できません。

然し次のようなことが知られています。生後4ヶ月頃になると赤ちゃん自体に、自分

の体に合わせて飲む能力が発達してきます。そして欲しがるだけ与えても其れほど過

剰栄養になることが防げるようになります。此の方は現在2ヶ月の赤ちゃんを育てて

おられるようですから、後僅かですね。

母乳・ミルクいずれにせよ授乳の時間は母子双方にとって楽しい時間であって欲しい

と思います。余り量にこだわらないで楽しく授乳し、そして母子の一体感を育むよう

にされては如何がでしょうか。

--ここまで

この先生の問い合わせ先は、

http://www.osk.threewebnet.or.jp/~bonikuji/母乳育児を薦めているページ

からどうぞ。