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【1997年10月03日】大きいことはいいこと,なんだけど・・・(ひさし)

【ひさしさんの投稿】ラベル:経験

明日から妻が産前休暇に入る。出産までおよそ6週間、いよいよと言おうか、

ようやくと言おうか、第3子とはいえ、その日を待ちわびる気持ちに変わりは

ない。ともかく無事に産まれてほしい。

結婚以来、妻に対して,蛯■蝠烹謦黷譽という言葉

を何度使ったことだろう。苦悩する妻をいたわりたいという素直な気持ちから

なのですが、妊娠から子育てにいたる中で、妻と夫が‘心身ともに’分かち

合えない苦悩がいくつかあります。

これまで、このH.Pで妻が、

・妊娠しにくい体質であること(神頼み、医者だのみ)

・母乳がでないこと(粉ミルクだってエライ!)

をお話させていただきました。しかし、妻の苦悩はこれだけではありません。

妊娠の喜びはいつのときも変わりありませんが、それもほんのつかの間、

おそいくる‘つわり’はとてもひどく、ぐったりと横になっている妻に向かって、

「つわりって、いったいどんなかんじ、二日酔いと乗り物酔いをたしたよう

気分????」なんて、妻の気持ちを逆なでするようなバカな質問ができた

のも最初のうちだけでした。

ところで、これから本番を迎えるにあたり、もう一つ大きな苦悩があるので

す。この話は、うけとりようによっては自慢話のように思われる方もおられる

かもしれませんが、こちらにはその気は毛頭ありませんので、ご理解くださ

い。

今回の妊娠が分かった時、我が夫婦の望みは、男でも女でもなく、ただ、

『できれば、小さく産んで大きく育てたい』ということだった。というのも・・・

【第1子】 切迫早産の恐れで2ヶ月入院したものの無事出産。仕事場に

義母から連絡を受け、喜び勇んで産院に向かい、看護婦さんに名前を告げ

ると、一言、Aお父さんが大きいんだ

пF182cm ガッシリ体型(もうちょっとでデップリ)

妻:158cm 標準体型(細いと言ってくれる人もあり)

生まれた子供は、3740gの女の子でした。

【第2子】 今度は切迫早産の心配はなかったものの、第1子のときにも増し

て、妻のおなかは大きくなり、しまいには痰痰

飲み込んだ後のオオカミみたい�黷驍Bその割には安産であっ

た。蛯痰譽と聞いていたものの、新生児室の面会ガラスの

前に運ばれてきた我が子と対面した第一印象は黷烽\。

ところが、次の面会の赤ちゃんが隣に運ばれてくると竄閭fカイ!

4060gの男の子でした。

子育てのことを考えれば、大きく生まれて悪かろうはずはありません。しかし

その分妻の身体にかかる負担は大きいのです。それを如実に物語るのが

‘妊娠腺’です。膨らむだけ膨らんだ後の妻のおなかは、まるで花火が炸裂

したようだともいいましょうか、ともかく痛々しいかぎりです。

お風呂の中で、「これはお父さんのせいでもあるが、君たちのせいでもある」

と子供たちに言ってみても、まだ理解できず(意に介さず)、妻のおなかを

触っては無邪気に喜んでいます。

産前休暇に入り、これからが本格的におなかの大きくなる期間です。しかし

妻のおなかは、すでにもう充分に大きくなってしまいました。どうやら今回も

小さく産むのはあきらめた方がよさそうです。

何もできない自分。こうなってはやっぱり「だいじょうぶかい」「大変だね」

「頑張れよ」と言ってあげることしかできないのです。

今回は、私の単身赴任中の出産になります。うまい具合に週末にかさなれ

ばよいのですが、どうなることやら。せめて出産後は私も一週間の出産休

暇をとり、子供の面倒を見ようと思っています。